チューリップ歯科 新大塚のさいたです。
E-Max 第二段です。
技工士さんに聞いたところ、
強度と透明度を併せ持ったHTインゴットが パール色 2009年7月登場したそうです。今迄のe.max素材ではインレーやベニアに使用した際、辺縁の透過性に問題があり、色調的に浮いてしまう事があったが、このHTの登場で最もセラミックスインレーに適した素材になったと言えると思う。
また、クラウンに使用する場合でも透明性の増加により、支台歯の綺麗な症例では素晴らしい審美性を発揮する様になった。でも 4本までブリッジまで限界だそうだ。
しかも、最後臼歯やインプラント上の補綴の場合クラウン形態を全てHTで製作しシェーディングのみで仕上げる方法で、強度と審美性を両立させる事も出来るため、大きく応用範囲が広がったと言える。